2006年03月16日

死んだ役者が動いた!?

なるせに救いのクリックを〜人気ブログランキング♪


いやああ、いい天気。今日も、花粉飛び回っているのをビンビン感じるぜい。
この時期ね、花粉症の舞台役者さんとかキツいんですよ、本番とかね。鼻の通りが悪いと声とかも変わっちゃうしね。声の通りも変わるし。それから、めちゃめちゃかっこいいセリフ言ってるのに鼻水垂れっぱなしとかね。いや、あるんですよ、ホントに。舞台ですからアクシンデントはつきものですから。これはもうどうしよう。飛び出した鼻水にイチャもんつけようがない。
めちゃめちゃいい告白のシーンとかで
は・・は・・はーくしょいいいいいいいいいいいいいいいい!
とかなってもこりゃもうどうしようもない。ある意味リアルで。ある意味台無しです。
と、かく言う私も
一度やってしまいました。
ハクションという、くしゃみよりもしてはいけないこと。
それは。
ハケれないということ。
先程言ったように、舞台にアクシデントはつきものですから、ある意味しょうがないんです。と、言い訳先にしておきます。しかもロングランとかだと毎日同じ事を繰り返すわけでしょ。こりゃもう山崎パン工場のバイトのように、機械的な「こなす」という作業になりがちなので、毎回、自分の中で気持ちをリセットしないといけないわけです。が、どうも鼻が詰まったりして、花粉症の薬とか飲んだりしてるとボーとすることもあるんですよ。ね。いいわけがましいでしょ。
でだ。
舞台には、暗転ってものがあるわけですよ。ようするに照明が暗くなって、全体が真っ暗になったら場面が切り替わるっていう、あれね。僕自体は暗転が嫌いだから、あんまり暗転を使った演出はしないんだけど、どうしても「時間経過」とかを現すには、必要な時があるわけなんです。で、その時、必要だったのは、私が死ぬ役だったのね。かっこいいセリフを言って、死んでいく、言わば「おいしい役」というやつで、自分で書いて、自分で演出して、自分が出演してた時代。言わば、「おいしい役」をするかどうかもすべて私の独断と偏見で決めれる時代。はい、それで見事においしい役をやっておりました。でね、さっき言ったように、かっこいいセリフを言って、病魔に冒され舞台上で倒れて死んでいく人物だったんですよ。これもう「暗転」をしなければ、いつまでたってもそこにいる事になってしまうわけでしょ。照明がついたままじゃ、誰かが運ばない限り舞台終わりまでそこにいることになってしまう。だから暗転をして、その間に、死んだ役を終えて、その暗転の暗がりの中で退場する(舞台用語では、「ハケる」)事をしなければいけないわけですよ。
はい、ここまで話して、もう感の鋭い方はおわかりですね。
ええ、そうです。真っ暗で移動するの大変なんです、ましてや鳥目の私。
舞台役者さんは、暗がりでも素早く移動出来るような練習もするんです。でないと、暗がりでぶつかったりするし、場面転換が遅くなるから。だから訓練を積んだ役者さんとかは、暗転の中でも全員の動きがはっきり見えたりするんです。
私もね、ある程度訓練積んだんで、わかるようになってたんです。でも花粉症の薬で、ボーとしてましてですね。いいわけがましいでしょ?
「いたい!」
暗転中、何かを踏んだような感触があって、間近で突然、お客さんのそう叫ぶ声を聞きました。
客席だ!明らかに私は客席につっこんで、挙げ句お客さんの足をふんづけてる!
そういう感じでしたね。暗転中、舞台裏にハケたと思った私は焦りましたね。
もっと焦ったのは、私に暗がりで足を踏まれたお客さんでしょうね。何が暗がりに起こったんだ?これも演出か!?と思っちゃいますよね。思わないか。
いやいや、しかし、壮絶なる死を遂げ、最後の別れの言葉なんか告げた人物が、次に照明ついたら、・・・あれ?さっき死んだ人がいる??・・・しかも客席に?・・
となったら、ビビるでしょうね〜。ビビるっていうか、スト〜り〜変わりますからね。え、ゾンビの話?・・黄泉がえり?・・みたいな。
ええ、それをやってしまったんですよ、私は。
じゃ、そんな時どうするか?
ね。一億五千万のなるせファンは思う訳です。そんなにファンはいないわけです。
それはそうと、焦っちゃダメです。何て事ないですよ〜、って顔するんです。口笛吹いちゃう気分です。吹いちゃダメよ、実際。目立つから、そういう気分だって話ね。
ひたすら空気になる。
これに限ります。ひたすら亡霊のような顔する。
思い切り足踏んだお客さんが怒りを露にして睨んでても、これは演出ですって顔する
まあ、ここまで告白したら、ついでですが、。
そういうの、一度じゃありませんです。
何度もやってます。
一度、舞台監督さんに舞台裏まで誘導してもらったことがあります。
恥ずかしかったな〜、あれ。ハケれなかった私を客席から舞台裏に誘導したんですよ。
あ〜、恥ずかしかった。
まあ、その話はまた明日にでも。
つづく。

なるせに救いのクリックを〜人気ブログランキング♪


posted by なるせゆうせい at 23:32| Comment(2) | TrackBack(0) | なるせ的演劇論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アクシデント大好きな私としては、ぜひとも
死体に足を踏まれてみたいです(笑)
だって一生語れるじゃん(´∀`)

それより、結局今期の手術は間に合わずですか?
花粉症には凍頂ウーロン茶とかミントティーでも
多少効果があるそうですが・・・。
どうかおだいじに。
Posted by ちか at 2006年03月18日 01:42
そうなんですよ。手術間に合わずです。
ミントティも効くとな?!ちょっと前まで毒出しとか言ってミントティにしょうがとか入ったやつ飲んでたのよ。ミントティがまだあったはず。試してみますわ。
にしてもちかさんは色んな事しってるなぁ。
あるあるちかさんだ。
Posted by なるせ at 2006年03月19日 10:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/14936671

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。